親子二世代住宅ローン
「高額住宅も親子でらくらく返済するには」
住宅購入となると、高額になるのは当たり前です。
数千万円の借金を抱え込むことになると、ずいぶんプレッシャーがかかります。
最長35年間のローンを組み、月々の返済額を低く抑えたいと考えたとします。
その場合、定年60歳としてそれまでに完済したいと考えるならば、25歳で住宅購入をすることになります。
返済期間を短くしようとすると、月々の返済額が多くなり、夢のマイホームが、毎月の生活を締め付けてしまい、本末転倒ということにもなりかねません。
そんな悩みを解決するために、高額な住宅でも親子で協力し、らくらく返済が可能になる方法があるのです。
それは、親子二世代で協力して返済する住宅ローンで、親子ペアローンや親子リレーローンというものです。
それぞれの、メリット・デメリットも含めて紹介しましょう。
「親子ペアローンで共同返済」
二世帯住宅など、親子で住宅を共有する場合、親子ペアローンは有効です。
親と子の収入を合算できるので、借入額を増やすことができるのです。
増額しても無理のないように、親子がそれぞれの収入に応じて、借入額や返済期間を設定し、二つのローンを並行させて返済していくわけです。
初めは親子で返済し、親の返済期間が終わった後は、残額を子が継続して返済します。
このとき、親子それぞれの借入額や返済額がはっきりしているので、親子とも住宅ローン控除を受けることができる(但し所得税を負担している間)というメリットがあります。
しかし、団信(団体信用生命保険)の加入は、それぞれに必要であり、万が一どちらかが亡くなった場合、残った方が返済していくことになるというデメリットも考えられます。
そのため、他の生命保険などでリスクを避ける方法をとっておくことをお勧めします。
「親が高齢でも親子リレーローンなら大丈夫」
親が高齢であれば、返済期間が短くなるので、月々の返済額が多くなります。
親子リレーローンならば、子が連帯債務者となり、親から返済を引き継ぐことを前提に返済期間を延ばすことができるのです。
返済期間が延びると、月々の返済額も減ってきますので、らくらく返済ができるというわけです。
親子リレーローンで団信(団体信用生命保険)加入の場合、親の加入期間が終われば、子が加入の手続きをします。
もしも、団信加入期間の間に親がなくなった場合は、住宅ローンが全部清算されるので子は返済しなくて済むというメリットもあります。
親子リレーローンのデメリットとして、返済期間が長くなれば、総返済額が多くなるということや、場合によっては親が定年後も返済することもあるということが考えられます。
また、親子ペアローンと違って、住宅ローン控除を受けることができるのは、親子どちらか返済している方のみとなります。