住宅ローンの金利について
「現在と未来を考えて選ぶ」
住宅ローンの金利には、いろいろなタイプがあり、単純に金利の高い/低いだけで選ぶと失敗することもあります。
まずは、基本的な金利の種類と仕組みについて理解しましょう。
住宅ローンには、大きく分けて最初から最後まで金利が変わらない固定金利と定期的に金利が見直される変動金利の2つになります。
固定金利のメリットは、金利が長期にわたって固定されているので金利変動の心配がありません。
変動金利のメリットは、短期プライムレートなどの短期金利が基準になりますから、固定金利と比較すれば金利が低めに設定されていることです。
また、現在の金利に対する先行きの予測が、「低金利の現状が、金利上昇の局面に変化しそうだ」というタイミングでは、固定金利で借りるのが原則です。
逆に高金利の時期に固定金利で借りると損をする可能性がありますので、変動金利で借りておくのが一般的といえるでしょう。
「固定金利について」
固定金利は、最初から最後まで金利が変わりません。
金利が変わりませんから、元利均等返済にすると毎月の返済額はずっと同じです。
返済の計画が立てやすく、金利の動向に一喜一憂する心配もありません。
固定金利は、10年物国債など市場の長期金利を基準としてますので、低金利の時期では変動金利に比べて金利が高くなるケースもあることはデメリットとなります。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が取り扱っている固定金利での融資は、公的年金融資の「25年型(返済期間25年以内)」と「35年型(返済期間35年以内)」があります。
また固定金利の中には、当初10年間の金利が低く、11年目から金利が上がって返済額もアップする「2段階固定金利」もあります。
「変動金利について」
変動金利は、借入れ後にも定期的に金利が見直されます。
金利や返済額の見直し基準は金融機関によって違いますが、一般的には、半年ごとに市場金利に合わせて金利を見直し、5年ごとに返済金額を改定する場合が一般的です。
適用金利は5年間は変わりませんが、見直しによって返済額が変わることもがあります。
ただ返済額が急激に上がらないように、金利の上昇限度として返済額の1.25倍を上回らないようなリミットを設定している場合が多くみられます。
金利は、いろいろな要因に影響を受けますから余裕をもって、無理をしないような返済方法を選ぶことが大事です。